【社長ブログ】エクセスビューティー誕生秘話①

                                              

こんにちは
美容家の福井美余です。


いつもエクセスビューティーの 製品をご愛用いただき
ありがとうございます。


バレンタインの今日から、月に一度ほどのペースで、
私が今、こうしてお客様にメイクと化粧品を
お届けしているエクセスビューティーという化粧会社の
原点について綴っていきます。


お読みいただけるととっても嬉しいです(^ ^)

 

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1978年の春、私は


美しい母のもとに生まれました。
でも私は母に似ていませんでした。



数年間、年末の大掃除のときに
子供のころの写真が出てきました。

 

 

パープルのセクシー水着に
ヒョウ柄ストールが、若かりしころの母です。

私が4才か5才くらいの頃だから
母が、30代後半の頃かな。


手前にいる、こんがり日焼けした男の子・・・。


みたいなのが私です(笑)


生まれた瞬間に全員が父親似だと思ったそうで
見てのとおりお世辞にも美少女とは言えない私。


色白でお目めぱっちり
鼻筋の通った母はモテモテで。

 

母はもの静かなタイプですが
その美しさから、キレイですね、可愛いですねって
 勝手に人が寄ってくるような人でした。


美人は何も喋らなくても周りの人がほっとかないんです。


一方子供のころの私は 斜視で、
おまけに眉間の真ん中に
水疱瘡の跡が残っちゃったものだから

 

保育園の頃からブサイク扱いをされていた訳です。
子供って素直な分、残酷ですよね。


ひょろっと背だけが高かったので
目立ちたくないのに、目立ってしまい。


仲間にいれてもらうには頑張っておちゃらけるか
ガマンして何でも言うこと聞くかのどちらかしか方法が見つからない。


この写真を見ても
レンズの前でおちゃらけてますね(苦笑)

 

小さいながらに自分の母が羨ましかったです。
「いいなー、キレイだと生きるのが楽そう」と。


母としては家では天真爛漫なのに
外に出た途端に周りとうまくやれず
自分らしさを失っていく娘に
ずいぶん気を揉んでいたみたいです。


そんな私は毎日、たくさん絵を書きました。
りかちゃん人形みたいな可愛い女の子の絵です。

なりたい自分の姿をとにかく書き続けていました。

 

私も大人になったら。キレイになったら。
この状況を打破できるかもしれない!!



そんな希望を込めながら。

 

描き続けた結果
「あの子は絵が好きで絵が得意」という評価までもらい

「全国小学生絵画コンクールで優勝」 という事態にまで発展しました。


優勝したのはヒマワリの絵でしたけど、
人生、ホント何が起こるかわかりません。

 

話はもどって、その美しい母が
化粧をする姿を見て、

お母さんと同じことをしたら
私も美人になれるかもしれないと気づきました。

 

美人になったらいじめられることもなくなるかも!と。


ずっと描いてきた女の子やお母さんみたいな美人に
少しでも近づけるかもしれないと思いながら
母の鏡台でこっそり口紅を塗ったり
アイシャドウを塗ったりしました。

 

 

きっとこれが私のメイクの最初の一歩です。


だからかな。
私にとってメイクは希望そのもの。


なりたい自分でなりたい人生を作るための希望。
ただ自分を飾るだけのツールではありません。


女性の「キレイになりたい」という言葉には、

 

 

自分に自信を持ち、心から笑顔になりたい。
自分を大切にし、どんな時でも自分に寄り添える強さを持ちたい。
愛する家族や友人、恋人のために自分を磨いていたい。



そんな色んな想いと希望が詰まっています。
どれも痛いほどよく分かりますよ。

私がもしも、美少女と呼ばれていたら
このことには気が付かずに、全く別の道に進んでいただろうな。

 

 

神様ってすごいですね。
たった一つの人生をちゃんと歩めるように
必要な見た目、ご縁、そして出来事を
私たちに用意してくださるのですから。


次回は来月にお届けします。