クレンジング誕生秘話【紫外線との闘い編】

                                              
今日もお読みいただきまして
ありがとうございます。


メイクアップ研究家の福井美余です(^^)





うーん、今日も紫外線たっぷり。
 
 
 
さて、昨日は「クレンジングの容器」についてお伝えしました。
 


》》 「クレンジング誕生秘話【容器編】」はこちらから



試行錯誤を繰り返して
なんとかエコ素材で
クレンジング容器を作れたものの
 







次に訪れたのは
 
 
 
 
そう!
 
 
先ほどもお伝えした
 
 
 
 
 
紫外線



容器が透明な分、いとも簡単に
太陽光を通してしまうため
中身のクレンジングホイップが
紫外線で変性しないかが
 



 
 
 

 

 
 

 

 
 
 
大問題
となりました。
 



エコ素材で、透明な容器ができたものの
すぐに使うことが出来なかったんです。
 
 
 
 
こればかりは、実際に
容器にクレンジングホイップを入れて、
紫外線に当てて実験する他ありませんでした。
 
 
 
 
中身が見える透明度を保ちながら
紫外線で変性しない
最適な容器の色や透明度はどれなのか?




これを見つけ出すために、
我々開発チームは
 
 

 

・透明

・やや半透明

・半透明

・濃いめの半透明



 

・マットな透明

・マットなやや半透明

・マットな半透明

・マットな濃いめの半透明



 

・ツヤあり透明

・ツヤありやや半透明

・ツヤ半透明

・ツヤ濃いめの半透明、etc.



 

などなど、訳が分からないくらいの

案を練り、あらゆる試作を作りました。




 


 

それから





 

クレンジングホイップを

容器に入れて太陽光(紫外線)が

当たる場所に長期間おきました。




 

そうやって、紫外線で変性しないかの

テストを時間をかけて繰り返すんですね。





 

それで





 

やっと見つかったのが

こちら↓↓


 




 

紫外線でも変性することなく

中身も見れる絶妙なややマットめの半透明。



 

それに加えて





 

最後まで使いきれるように

チューブをしぼり安い厚みにしました。




 

厚みもかなり大切で。





 

厚すぎると丈夫になるけれど

固すぎてしぼりづらいので

最後まで使い切りにくい。





 

柔らかすぎると、しぼりやすくて

使い切りしやすいけれど

輸送中や使用中に液漏れしてしまったり。



 

なので、厚みだけでも相当な数の試作をして

ベストを探す頃が出来ました。





 

こうやって、チューブ容器が

完成を迎える頃と同時に





 

実はキャップ部分も

試作を繰り返して




 

これはダメ、あぁ、ここもダメ

またまた作り直し…。





 

というのを繰り返していました(笑)





 

明日は、エコ素材の

キャップ作りについてお伝えします。




 

お楽しみになさっていただけますと
とても嬉しいです。


メイクアップ研究家
福井美余

 
 
 
    
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